• 2015/10/19

今さら聞けない、SEOとSEMの違いと基本をこれで攻略!【サイト運営者必見】

 

SEO(検索エンジン最適化)とは?

seo-sem

SEOとは、「検索エンジン最適化(search engine optimization)」または「検索エンジン最適化業者(Search Engine Optimizer)」の頭文字です。具体的にいうと、検索サイトで検索をしたときに、 なるべく上のほうに表示(上位表示)されるようにするために、検索エンジンの好むサイト(優良サイト) を作ることをいいます。
日本の検索サイトでは一時期はYahooが強かったですが、最近ではGoogleが最強です。 なぜなら、最近YahooがGoogleの検索システムを利用するようになったからです。 ですから、SEOをするにはGoogleさえ押さえておく必要があります。

 

どちらにしても、どの検索サイトも優良サイトを上位表示する傾向にありますので、 そのようなホームページ(優良サイト)を目指せば自然と検索エンジンが最適化され、 上位表示に繋がります。

 

検索エンジンとは

GoogleやYahooなどの検索機能を提供しているサイトのことを検索サイトといいます。 そして、そのサイトで検索結果を出すために使われているプログラムのことを検索エンジンといいます。
日本における検索エンジンの利用率は約9割で、シェア率をみてみると、Yahoo!が6割、Googleが3割という割合で、Yahoo!とGoogle以外の検索エンジンシェアについては、おおよそ2〜4%です。
ですので今の日本においては、Google検索エンジン向けの最適化のみを行えば95%に対してアプローチの改善が出来るということですので、Google対策をどこまで実践できるかがSEOのカギになります。

 

検索サイトの仕組み

検索サイトの検索サービスは無料で使用できます。なぜ無料で運営ができるかといいますと、 キーワードに広告を表示させることで収益を得ているからです。
良い検索結果を出すことで利用者が増えれば、広告効果が高まることになります。 そして、その結果広告主も増え収益も増えるというわけです。
ですから検索サイト側は、利用者のキーワードに対して、 目的にできるだけ合うような検索結果を表示できるように必死になるわけです。

 

SEOの目的

SEOは何のためにやるかというと、サイトのアクセス数を増やすためです。検索で上位表示されれば、 それだけクリックされる確立が上がり、サイトのアクセス数が増えることになります。

特に商用のサイトは、売り上げに大きく関わってきますので、とても重要です。

SEOを成功させるためには

これは自社や自分のお店などのwebサイトを持っている人であれば誰しもが求めることですね。サイトのSEOを成功させ、検索エンジンから多くの流入を得るサイトにするには、WEBページを作成する際に、

・HTMLの記述

・ページの構成

上記を検索エンジンの好む形になるよう、工夫することが大切です。 簡単に書きましたが、SEOのチェック項目数は数百にも及ぶので、ここに一気には書ききれません。 SEOは時間と労力がかかります。

 

参考:SEO(検索エンジン最適化)とは|SEOHACKS

 

SEM(サーチエンジンマーケティング)とは?

SEMとは(Search Engine Marketing:サーチエンジンマーケティング)の略で、検索エンジンから自社Webサイトへの訪問者を増やすマーケティング手法のことをいいます。
検索エンジンのより上位に自社サイトが掲載されるようコンテンツを最適化するSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)や、キーワード連動型広告や有料リスティングサービスによる広告掲載などの手法がある。
もともと、検索エンジンの検索結果ページから自社サイトを訪れる人はその分野に関心を持っている可能性が高いので、優良な見込み客であることが分かっている。
これを踏まえ、検索エンジンを広告媒体として積極的に活用するマーケティング活動のことをSEMと言います。

 

SEMとSEOの違い

SEMとSEO、どちらも似たような言葉でやっている事も似ているような感じがします。
実際、一緒くたんにされる事も多いんですが、SEMとSEOにはどのような違いがあるのでしょうか?
SEOとは?SEMとは?という項目で説明している通り

SEM=検索サイト・検索エンジンを活用したマーケティング全般

SEO=検索エンジン最適化

 

という解釈で問題ないですが、あとはこれを具体的な手法に落としたときどうなるか…です。
SEMとSEOの決定的な違いは、SEOはあくまで検索結果に上位表示させるテクニックの一つであり、最終目的が「できるだけ多くの訪問者に自分のサイトに来てもらう」という事であるのに対し、SEMはもっと先、例えば「自分のショッピングサイトで商品を買ってもらう」ということを見据えた活動全般のことであるというところです。
そういう意味では、SEOはSEMの一部ということもできます。まず自分のサイトに来てもらわなければ商売は成立しないので、検索結果に上位表示させるテクニックであるSEOを行うのもSEMでは有効な手法の一つだからです。
訪問者を引きこむために、SEMではリスティング広告(検索連動型広告)を出稿するのが一般的ですが、その広告費を抑える目的でも、SEOはSEMの重要な要素であると言えます。

どうでしょう?ぼんやりとは分かりましたでしょうか?

代表的なSEM手法

検索連動型広告(リスティング広告) 検索結果画面に、キーワードと連動させて広告を表示させる広告手法です。
Webサイトへのアクセス数を上げるためには、検索エンジンでの検索結果の掲載順位が極めて重要となるため、自社サイトへの誘引をするために有効と思われるキーワードに対し、他社よりも高い金額を入札することで検索結果ページの上位ポジションに表示させることが可能となります。
その単価はキーワードにより異なり、入札の段階でなければ最低単価が分かりません。また広告費は、そのキーワードが何回クリックされたかにより単価に乗算されていきま
す。 リスティング広告のメリットとしては以下のポイントが挙げられます。

1.基本的には広告が表示されるだけでは料金が発生せず、表示された広告をユーザーがクリックしてはじめて課金が行われる仕組みとなっています。
バナー広告やメール広告とは違い、出稿料金が発生しない為何度表示されても料金は発生せず、広告がクリックされて初めて課金されるので無駄な投資になりません。
また、広告出稿料金は出稿段階から上限金額を設定することも可能である為、掲載後に予想外の出稿料金を請求されるということも防ぐことができます。

2.SEOとは異なり、迅速かつスタートしたい期日を設定して検索結果を上位掲載することが可能です。但しデメリットと思われる部分もあります。
リスティング広告は入札制のため広告枠(掲載順位)が固定されない。
1クリックあたりの支払い価格を広告主が決定する入札(オークション)制となっており、キーワードごとの入札金額によって掲載順位がリアルタイムで変動する為、出稿後、掲載順位が落ちないよう他社の動向を常に監視し続ける必要があり、頻繁に入札を繰り返す手間が掛かることになります。

参考:SEMとは|デジタルマーケティングラボ

SEOを理解するための基礎知識

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Googleの基本理念を理解しよう

SEOを理解するために大事になるのが先ずはGoogleの基本理念を知ることです。 Googleの基本理念を知る=サイトを上位に表示させることに繫がります。 サイトを上位に表示させれる仕組みを知っている人は私たちのようなホームページ制作業者かSEO対策を専門にした業者、あるいは相当なSEOマニアくらいでしょう。

大半の人はサイトを上位表示させる詳しい方法なんて知りません。だから成果が得られずに「ネットで広告出しても効果がない」「お金の無駄」「ホームページを作っても誰も見ない」となるのです。

 

しかし、世の中にはインターネットを使ってのみしか集客してないところや、ネットショップで物を販売して生活している人なども数多くいます。少し前には「アフィリエイター」という言葉も流行ったくらい、インターネットでお金儲けをしている人はいるのです。

前置きが長くなりましたが、では何故、Googleの基本理念を知る事が大事なのか…?

2010年にYahoo!がGoogleの検索エンジン技術を採用したことにより、日本における検索エンジンを利用する人の約9割がGoogleの検索エンジンを利用しています。 なので、Googleの基本理念を抑えておく必要があるのです。Googleに嫌われてしまったらサイトが上位表示されることはないというわけです…泣

下記はGoogleの本サイトからの引用文 「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を性格に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すエンジンである。」

単純な事です。 Googleで調べた時に全く役に立たないサイトばかりが表示されてしまったらきっと誰もGoogleを使用しなくなると思いませんか?そうなると、Googleの広告収入は激減… でも逆に、調べたいものがピンポイントに出てくれば、ユーザーは満足し、Googleを使い続ける。そうすればGoogleの広告収入も増える。 2000年代前半は色々な手法を使って、詐欺のような広告サイトを強引に上位表示させたりする事もできましたが、Googleの基本理念の基、2011年頃からはそのようなサイトは一気に上位表示できないようになったのです。 要するに検索エンジンを利用するユーザーにとって価値のないサイトは上位表示されないようになったのです。

サイト作成から順位が決まるまでの流れ

サイトを作ってからGoogleの検索エンジンが検索の順位を決めるまでにはどのような事が行われるのか…?ここではその流れを説明します。

  • 【クローリング】:Googleの検索エンジンがサイトを見つける
  • 【インデックス】:Googleの検索エンジンがサイトをデータベースに登録する
  • 【ランキング】:Googleの検索エンジンがサイトの順位を決める

この3つの事が行われます。それぞれを詳しく解説すると

【クローリング】というのは

web上にはクローラーという検索エンジンのロボットが巡回しています。 このクローラーというのはWEB上の全てのページを集めようとしており、このクローラーがあなたのサイトに回ってきた時に初めて検索エンジンがサイトの存在を知ります。まず、このクローラーに発見してもらうことがSEOの第一歩となるのです。

【インデックス】とは

クローラーが集めてきたページの情報は全てGoogleのデータベースに登録されます。WEB上の全てのページを集めるわけですから、とてつもない規模のデータベースなのでしょうね・・・汗 このクローラーがページを集める時に大事になるのがページ自体を検索エンジンから見て読みやすいように整えておくことなのです。 どういういうことかというと、検索エンジンはインデックスされた情報を基にこの後に説明する【ランキング】を決めていくからです。 せっかく良い内容が書いてあっても、それが検索エンジンにとって読みにくく書かれていると、検索エンジンからの評価が下がってしまいます。

【ランキング】とは

Googleにはランキングロボットというのがあり、インデックスされた全てのWEBページを見て、様々な要素を分析し、それぞれの順位を決ることを言います。 どのような要素を分析してランキングを決めるかというと、キーワードや関連性、キーワード密度など、200項目以上の要素を総合的に分析してランキングを決めているのです。

200項目以上のことを意識しながらサイトを構築していくなんてとても大変ですよね・・・ とにかく既にご説明した通り、Googleは「検索ユーザーにとって最も有益なコンテンツが上位に表示すべき」だと考えているということです。

 

検索ユーザーにとって価値のあるサイトを作り、クローリングとインデックスの最適化を行うことが最も確実なSEO対策だということになります。

 

参考:SEOで成果を出すために必要な知識と実践方法の全て|バズ部