• 2015/12/12
画像探し

著作権に注意!使っていい画像と使ってはいけない画像

 

こんにちは。最近寒くなってきましたね。
まだまだ換気の為、会社も自宅も窓を開けていることが多いのですが、そろそろ限界でしょうか。

さて、本日は画像の利用についてお話いたします。
これに関しては、制作会社でしたり、ブログをやられている方なら同じ悩みをお持ちのことと思います。webサイトには当たり前のように画像を使用することが多いと思いますが、クライアントも必ず全てをご用意できるわけではないのが現実です。
しかし、webサイト上での見た目や、表現の仕方、説得力といった部分で画像は欠かせない部分だと思います。
これはwebサイトに限らず、ブログをやられている方はお分かりかと思いますが、アイキャッチ画像や、記事内の写真、ユーザーが見ることを考えたら、とても重要なことだと思います。

私はよく、今の仕事をしているだからとは関係なく昔からよくネットを見ています。
ネット上にはたくさんの画像がありますが、どれも使っていいというわけではなく、もちろん画像には著作権があります。
ということは、もちろん勝手には使ってはいけません。また、画像を探すうえで、綺麗な画像でないとサイト自体の質が下がってしまうため、見つけるのがとても困難なことと思います。

今日は、webサイトやブログをやっている方のために、画像の著作権についてと、どんな写真が使えるのかお話したいと思っております。

画像の著作権には気をつけましょう。

近年、ネットを利用している方は年々増えていると思います。外を歩いている人、電車に乗っている人、みなさんスマホを見ていますよね。カフェに入ると、パソコンを操作している方も良く見ます。若い方でも、Macのパソコンを弄っていたり。。
企業様ですと、小規模な会社様でもwebサイトを作っており、最近はCMSでコーポレートサイトを作る会社様も多いと思うので、24時間リアルタイムでたくさんの情報が配信されています。

ネットを開くと誰でも見ることが出来るので、大きなメリットではありますが、掲載している画像を簡単に保存できてしまう点はデメリットでもあります。

実は、保存するだけだったら自由で、著作権の侵害にはなりません。著作権法第三十条
webサイトやブログに許可なく転載してしまうと、公衆送信権の侵害となり、立派な著作権の侵害です。著作権法第二十三条
しかし、画像を引用する場合は、著作権の侵害にはなりません。著作権法第三十二条

とは言うものの、、、
「難しいよー」
「著作権ってなに?」
という声もあると思います。ですので、わかりやすく使っていい画像、使ってはいけない画像の説明をしたいと思います。

使っていい画像

自分で撮った画像

写真撮影 自撮り 風景

こちらはもちろん著作権は自分にあるのでなにに使おうが、煮るなり焼くなり問題ありません。

【ここに注意!】

写真撮影

「被写体」です。例えば、風景画像を撮影したとして、そこに人物が写ってしまっていたらどうでしょう。もちろん相手に使用許可を得なくてはいけません。全くの知らない人で連絡の取りようがない場合は、写真を加工するなどして、人物を特定できないようにしないといけません。これは、人物だけではなく物体にも言えます。こちらも同じく確認をとりましょう。

画像素材

こちらは非常に難しいです。ネット上には有料無料問わず、多数の画像素材を配布しているサイトがあります。基本的には商用利用と書いてあれば大丈夫です。しかし、サイトにより利用規約は様々で、画像の使用可能な範囲が全く違います。

【ここに注意!】
サイトの利用規約が急に変わっていることもありますし、無料から有料に変わる場合もあります。サイトを利用する際はシッカリと確認しましょう。

商用利用とは

「商業利用」に同じ。利用者が自分の利益を得る目的で、営利目的で、利用すること。

出典:weblio辞書

商用利用が可能であれば、webサイトに載せることも、ブログに使用することも可能です。

ライツマネージドとロイヤリティフリーとは

画像を探しているときに、有料サイトなどでライツマネージド、ロイヤリティフリーという言葉を目にしたことがあると思います。
ライツマネージドをRM、ロイヤリティフリーをRFと略している場合もあります。

ライツマネージドは、画像の使用を管理されており、こちらの画像はお金がかかるが画像を独占することができます。画像が被ってしまったなんてことを避けることが出来ます。
しかし、写真や期間により料金が決まるので、その範囲外だと別途料金が発生するので注意が必要です。

ロイヤリティフリーとは、ライセンス料が不要のため、一度購入すると繰り返し、何度でも使用できます。また、複数の媒体にも費用が掛かりません。

違いとしては、ロイヤリティフリーは何度でも使えて、ライツマネージドはシッカリと画像が管理されていて、言わばレンタルの様なものです。メリットとしては、ライツマネージドは期間中に独占できるところ、ロイヤリティフリーは安値で購入ができ、繰り返し、複数に使えるという点です。

使ってはダメな画像

他人のwebサイトやブログの画像

写真 カップル

当たり前のように他人のものを勝手に使ってはいけません。使いたい場合は、許可を得る必要がありますが、迷惑になることが大半だと思うので、諦めも肝心ですね。

サンプルやカンプデータ

サンプルデータはよくロゴが薄く入っていたり、カンプデータだと通常より小さいサイズのものが多いです。サンプルはあくまでサンプルなのでロゴの文字を消したりしても使用してはいけません。

カンプデータはデザインの作成中などに検討するために使用するもので、webサイトを公開する前にはちゃんと購入しないといけません。

画像の使用範囲や方法を守らないで使用するのもダメ!

サイトにより、使用範囲や方法が決められています。

例)
・個人のみ利用OK
・商用利用の場合は管理者の許可を得る必要がある、又はURLを記載する必要がある
このような感じです。また、商用利用がOKでも、禁止事項がある場合がほとんどです。

例)
・商品・製品として販売等に利用すること
・再配布をすること(有料・無料問わず、素材としての配布やダウンロードサービス等
・公的良俗に反する利用(アダルトサイト等)
これはサイトにより異なり様々です。使用範囲や方法を守るのはもちろん、先程お話した通り、利用規約の変更や無料から有料に変わっていたりすることもあります。ですので、シッカリと利用する前に確認しましょう。

オススメの写真素材サイト

たくさんの写真素材サイトがありますが、みなさんはお気に入りのサイトがありますでしょうか?
今回は私のオススメする商用利用OKのサイトを紹介します。

写真AC

こちらのサイトは、会員登録をする必要がありますが、人物の写真だけではなく、風景・小物・生活雑貨・乗り物etc….
とっても種類が豊富です。ブログを書いている方にはオススメですよ!
因みにこの記事の画像も写真ACにお世話になりました。

まとめ

今回は画像の著作権や使っていい画像のお話をしました。今はネットを子供から大人まで当たり前のように利用しているせいか、画像の著作権に軽視されがちなと思います。
しかし、そんな身近なネットは世界中に配信されています。ですので、人物の写っている写真は許可を得るのが当たり前とも言えます。写っている方を傷つけてしまうことにもなりかねませんからね。そう考えると簡単なはずです。これからは私も注意しながら、画像探しをしたいと思います。今日話したことを頭に踏まえながら、素敵な画像に出会いましょう。