• 2015/10/19

絶対にしてはいけない!-SEO対策のNG行為-チェックリスト

 

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サイトのSEO対策にあたり、スパム行為や使ってはいけないツールなど、してはいけない項目を集めました。

どんな事でペナルティーを受けるの?

そもそもペナルティとは

SEOにおけるペナルティとは、検索エンジンから検索順位を下げられたり、インデックスの削除をされたりなど検索結果で上位に表示されなくなってしまうような処置を受けることです。

Googleの場合、「ペナルティ」は手動で行わる対処のことを指します。検索エンジンの定めるガイドラインに違反をしている箇所がWebページに存在しているということです。ウェブマスターツールを通じてガイドライン違反の通知が届くこともあるため、通知を見てペナルティを受けたことに気づく場合もあります。

 

ですが、通知が届かない場合、検索結果順位の下落がアルゴリズムの変更によるものなのか、それとも手動のペナルティによるものなのかを見極めるのは難しいとされています。その場合でも、自身のWebページがペナルティを受けてしまうような状態であるかを一度チェックする機会にしてみると良いでしょう。

検索エンジンからペナルティを受けてしまう原因

Googleでペナルティを受けてしまった場合、Googleのウェブマスター向けガイドラインの品質に関するガイドラインに、自社のWebページが違反している可能性が高いと言えます。

具体的なガイドライン違反の内容として

    • 背景色と同じ色の文字を用いたり、CSS画像置換を悪用したりした隠しリンク・隠しテキストの使用
    • 検索者とクローラーでは異なる内容のWebページを見せるクローキングの使用
    • コンテンツ内への過度のキーワード詰め込み
    • 自動的に作られた価値が低いページの使用
    • オリジナルなコンテンツに乏しい
    • SEO目的で、ページランクを操作するためのリンク購入・販売

などが挙げられます。 明確に検索エンジンを欺く意志がなくても、ペナルティを科されてしまっている可能性もあるので、ペナルティには注意を払う必要があると言えます。

ペナルティを受けてしまったら

通常、受けてしまったペナルティは正しい手順を踏んで対応すれば解除することができます。そのためにはまず、ガイドラインに違反している部分を特定して修正を加えることが必要になります。手動によるペナルティの場合は、ウェブマスターツールを通じて再審査リクエストを送る必要があります。再審査リクエストでは、どのような修正を加えたのか、修正が困難だった場合にはその過程でしてきたこと等を書くことが必要になります。

自社のWebページが突然の順位低下やインデックス削除をされてしまうと誰でも慌ててしまうと思いますが、ひとつひとつペナルティを受けてしまう原因を探し、その原因を取り除く・修正を加えるなどの地道な作業をし続けることが、ペナルティ解除への近道と言えます。

また何より、受けてしまったペナルティを解除し元の状態に戻す、という一連の作業はこちらの記事でも書いた通り時間も手間がかかることが多い割に、基本的には生産的な企業活動とは程遠い取り組みになります。まずは、Googleの品質に関するガイドラインを理解しておくことで、知らぬうちにペナルティの原因となるような施策を行なってしまっていた、ということがないようにしておきましょう。

 

自動被リンクツールは絶対にダメ!!

SEO対策のことを調べていく中で、自動被リンクツールの存在を知り、魅力的なツールだと思って手を出された方も多いのではないでしょうか。または、今現在興味がある方も多いでしょう。ですが、後で泣きをみるのは目に見えてますので絶対に使ってはいけません!

なぜ自動被リンクツールは絶対に使ったらいけないのか?

自動被リンクツールは絶対にやってはいけないSEO対策の代表格として挙げられるほど、絶対に使ったらいけないものなのです。まず最初に、そもそも「自動被リンクツール」とは一体何なのか?

自動被リンクツールとは、ツールを購入すればそのツールが自動的に

  • 「被リンクサイトに登録してくれる」
  • 「ソーシャルブックマークサイトのアカウントを 開設してブックマークしてくれる」
  • 「自動でサテライトサイトを構築してリンクを送ってくれる」

という事を自動でしてくれるツールです。

少ない投資でツールを購入してしまえば手間もかからず被リンクを獲得できるので効率は上がって便利なツールなんですが、かなりリスクが高いです。 このツール販売者の方も、効率を上げて稼ぎやすい環境を提供しよう!というスタンスで考えに考え抜いて作成されているかと思います。一昔なら成果は少しなりともあったんですが、現在は効果はあまり期待できません。むしろ、ペナルティを受けている事がほとんどなのが現実なのです。

自動被リンクツールとGoogleロボット

「上手く外部対策を行えばペナルティを受ける可能性は低い」と聞いたことがあるかもしれませんが、これは人間が行うからペナルティーを受けにくいんです。人間の手によって構築されたサテライトサイトから、または人間の手によって書かれた記事から人間の手によってリンクされているからなんです

生身の人間が行っているイレギュラーの連続からなる被リンク対策

となるので、「ナチュラル(自然さ)」を演出できるから実現しています。ですが、自動被リンクツールは機械なんです。機械なので規則性を崩すためにランダムなプログラムを搭載していますが、どうしてもどこかに規則性が残ってしまうんです。

例えば、ブックマークに登録する時をイメージして欲しいんですが、気に入ったサイトをブックマークする時の行動ですが、必ずしも全員が同じ行動をしませんよね? ブックマークを新規開設するときでも、Aさんは10分かかったけどBさんは8分かもしれません。気に入ったサイトをブックマークしようとした時に、すぐにブックマークする人もいれば20分サイトを見てからブックマークする方もいますよね?ブックマークしてから次のサイトをブックマークするとも限りません。

このように人間のイレギュラーな動きを機械は再現できません。どこかに規則性がでてしまうのです。こう考えていくと

自動被リンクツール VS Googleロボット

という図式が成立します。莫大な資金を投入しているGoogleロボットに勝てると思いますか?勝てません。さらに言うと、Googleはこの「規則性」に関しては得意分野なんです。なので、必ず負けてしまうんです。開発者は「機械によるランダム設定」で規則性をなくそうと努力しようとしますが・・・・・ことごとく負けています。

なら、ツール販売者はどうするか?色々と試行錯誤をして、新商品を開発して販売します。しかし、過去に一度もペナルティを受けなかったツールは存在しません。ですので、上手く人間の手によって「不規則」に被リンク対策を行う事でペナルティを受けにくいということになるんです。

自動被リンクツールはペナルティの原因に! | ルビア

ワードサラダには要注意!!

そもそもワードサラダって??

ワードサラダという言葉を聞いた事があるでしょうか?

聞いた事がある人は、SEOについて勉強をしてきたのでしょう!まず、普通の人であれば、「ワードサラダ?何それ??」となるのが一般的だと思います。自分もSEOついて勉強する前は全く聞いた事はありませんでしたので。

長々と説明文を読むのもきっと面倒だと思うので、このようなものは目で見て、「ああ、そういう事か!」と感じた方が早いです!ですので、ワードサラダがどのようなものなのか知りたい方はこちらを見てください!分かりやすいです。

ワードサラダの分かりやすい解説はコチラから

どうでしょう?きっともう既にワードサラダがどういうものなのか、理解できていると思います。そのサイトを見たら分かるように、大袈裟に言えば「不正なサイト」なのです!何度かこのサイトでも書いている通り、検索エンジンというのは常に変化しており、それはGoogleの基本方針に沿って、「ユーザーに価値のあるサイト」がGoogleに評価され、ランキング上位に表示されるような仕組みになっているのです。

真面目に作ったサイトがシッカリ評価される

ワードサラダで作ったサイトは、果たして意味があるサイトと言えるでしょうか?答えは”NO”ですよね!そもそも書いている言葉の意味が分からないのですから、サイト訪問者が見ても「何だこれは?」となって、直ぐにそのサイトを離れていくのは考えなくても明白です。

なぜ、ワードサラダのようなものが出てきたのかと言うと、色々な検索ワードで上位表示させたり、ユーザアクセスを集めるためにやっていたんですね。とは言え、そんな文章を読ませても意味がないので、大体はリンクサイト用に作ったのかと推測します。

とは言え、一体、どのような仕組み(アルゴリズム)でGoogleは判断しているのでしょう?めちゃくちゃ文章を書くのが苦手な人や、日本語を習い立ての外国人などがライティングをしてサイトを作ってしまった場合はどうなるのか?などの場合も考えると、本当にどのような仕組みになっているのか気になります…。Googleは自然言語分野の研究をとことん行っていると聞いた事があるので、何かしらの法則でもあるのかもしれません。

 

隠しテキストは絶対NG

そもそも、隠しテキストや隠しリンクというのは一体どういう意味かというと、htmlやcssのファイルを、通常、書かれる方法とは違った特殊な方法で書くことで、人間の目では見えないので分からないのですが、検索エンジンは認識してしまうため、気付きません。
このようなことは、検索エンジンからスパム行為と見なされて、ペナルティーを受ける要因となってしまいます。
このように言われても、なかなかピンと来ない方もいらっしゃると思うので、具体例を挙げて説明します。

どういったものが隠しテキストになるのか?

・テキストと背景が同じ色

テキストの色と背景の色が同じ色だと、当然、目に見えなくなるので、サイトに訪れたユーザーは何を書いてあるのか分かりませんよね。
黒の背景に黒色でテキストを書いても認識できません。
こういうものを隠しテキストと言います。

・フォントサイズを極端に小さくする

フォントのサイズを例えば0にしてしまえば、テキスト内容を見ることができません。
しかし、検索エンジンには認識できます。

これもスパム行為と見なされてしまうので注意が必要です。

・画像でテキストを隠す

あえて、テキストの上に画像を指定して、テキスト内容を隠すということも隠しテキストになります

 

代表的な例として、上記の例が挙げられます。
他にもcssで指定をしてテキストを隠すという方法も有名な方法としてありますが、「良くないと認識していなくて使用してしまっている」ということもあるので注意が必要です。

隠しテキストをチェックする方法

目視では確認できないということが、隠しテキストだということは分かって頂いたかと思いますが、実際に運営しているサイトに隠しテキストがないかどうかチェックするには、どうしたら良いのでしょうか?
簡単なチェック方法を紹介します。

WindowsならCtrl+A、Macの場合は⌘+Aと反転

で、表示されているページを全選択し、反転をすることで、隠しテキストをあぶりだすことができます。これが一番簡単にあぶり出せる方法なので、試しにチェックしてみると良いかもしれません。

 

悪質?優良?SEO業者を見分ける方法!!

SEO対策の営業をしてくるSEO業者

「SEO対策をしましょう!」「貴社のホームページを上位表示させます!」<というような勧誘の電話がかかってきたことはありませんか?

色々な業者が行っているようですが、ネット上やSEOの専門業者からするとこういった電話営業は非常に不評です。「そんなことするくらいなら、まず自社のホームページを上位表示させて、お客を呼んだらいい」というような感じで批判をする人が多いです。

 

実際にホームページのSEO業者には悪質な会社も多く、お金を沢山取る割には何も対策をしなかった、大して効果がなかったということがよくあるそうですから、仕事を依頼するにしても、話を鵜呑みにせずに少し警戒するようにしましょう。。

依頼すると上位表示されて、集客やアクセスアップにつながるのか?

実際に上位表示されることもあればされないこともあるのが、SEOです。内部対策にしても外部対策にしても、「うまくいく場合もあればうまくいかない場合もある」のが現状です。ですから、大金を払って効果なし、ということもあります。これは電話営業ではないホームページ作成の会社などに依頼しても、同じ失敗をすることもあります。

成功の確率を上げるためにはマーケティングや経営戦略など、「売上・利益を上げる」という視点を持っている業者に依頼するといいでしょう。

SEO業者を見極めるポイント

元々SEOと言うのは一種の売上アップの施策です。

「ホームページが検索エンジンの上位に表示されると、それがホームページのアクセスアップにつながって、そこから問い合わせや注文が増え、売上が上がり、効率的に運用して費用が下がり、利益が上がる」

というのがSEOを行う本質です。ですから単純にホームページを上位表示させてそれでOK、というわけではないのです。だからこそターゲットや商品価格について、売上戦略にコストの最適化などまで考えてくれる業者であれば、たとえ電話営業をかけてくるSEO業者であっても売上アップにつながるSEOを行う確率は高くなるでしょう。

電話営業をするかしないかで良い業者・悪い業者は語れないのです。どういう視点を持っているか、これを見極めることが重要です。

チェック漏れのないようにしましょう

という事で、このようにスパム的なことをしてしまうと、あっと言う間にGoogleに不正を察知されてペナルティーを受けてしまいます。もしも数ヶ月は大丈夫だったとしても数年後に大丈夫な可能性など全くありません。

そのようにドキドキしながらサイト運営をするよりも、シッカリとコンテンツを作って健全にサイトを運営していきましょう。

SEO対策の集客に効果有り!簡単NG行為チェック集/Web広告・マーケティングで大切なこと