• 2015/12/12
SNSの輪

もはや社会問題?!相次ぐSNSのトラブルとは

 

こんにちは。
突然ですが、みなさんの毎日の日課はなんでしょうか?
今の時代は、ネットの使用が当たり前で、仲の良い友人、幼少期の頃の友人、取引先、過去の取引先etc…
様々な関わりのある人の情報を見ることが出来ます。
その他にも、友人の友人、そのまた友人、会ったことのない他人までの情報も見ることができます。

そう、SNSです。

みなさんのなかで、更新するのが日課な人、更新はしないけど周りの情報はチャックしている人、業務の一環で更新をしている方など、目的は様々ですが、スマホを使っているほとんどの方がSNSを利用していると思います。

日本のSNSの利用率

“調査によると日本のSNS利用者は2015年末までに6,451万人(普及率65%)に達する見込み。2015年の年間純増者数は428万人となると予測されており、1ヶ月平均で約36万人の利用者が増加を続けている結果となった。
利用者層をみてみるとこれまでは若年層が多かったが、40〜50代以上の年齢層も拡大してきている。このまま普及が進めば2017年末には利用者数は6,912万人、ネットユーザー全体に占める利用率は69.2%に達する見通しであるという。”

参考:2015年SNS利用率は普及率65%の6,451万人へ、利用率ではLINEが57.5%でトップ(モバイル電波総合ニュースサイト)

日本のSNSの利用率グラフ

1ヶ月だけでも約36万人も増えている点から、やはり単なる友人との交流や、情報交換だけと考えるのは危険ということがお分かりかと思います。また、驚きなのは40~50代以上の方も利用している点です。広い年齢層の方が利用していることもあり、考え方や、価値観の違いもあるのも当然です。こういった点もトラブルの種となりそうです。

SNSのトラブル順位

1位 FaceBookに勝手に写真をアップされた 20%
2位 LINEで既読・返信を強要され、気まずくなった 18%
3位 Twitterで勝手に写真をアップされた 16%
4位 Twitterで言い合いになった 15%
5位 LINEで突然仲間はずれにされた 11%
6位 FaceBookでドタキャンがばれて気まずくなった 10%
7位 LINEで相手を間違えて投稿してしまった2%
その他のトラブル

参考:SNS上のトラブルの理由、ダントツの1位は(Yahoo!ニュースBUSINESS DIME編集部)

SNSのトラブルの理由の割合

やはり、一番多かったのは「FaceBookに勝手に写真をアップされた」でした。
いくら友達、知り合いと言えど、投稿してしまうと世界中に公開されています。
そんなに親しくない人や、第三者はもちろんのこと、きちんと確認をする必要がありますね。また、SNSはネット上にある掲示板とは異なり実名で登録するものも多いです。こういったトラブルを回避するためには、SNSを利用する上でのマナーやルールがあるのだと思います。

SNSが原因で破局も?SNSが引き金で起こる恋人通しのトラブル

喧嘩している恋人

少なくはないであろう恋人同士のトラブル。
まず、SNSを利用する上での目的は人それぞれで、もちもん出会いを目的にしている方もいるかもしれません。
もし、彼氏が変な行動をしていたら?一気に修羅場ですよね。。。
そんなよくある男女間のトラブルを紹介します。

相手の行動がわかってしまう

最近のSNSは相手の行動がわかってしまいます。
例えば、LINEだと送られてきたメッセージを見ると「既読」になり、その他Facebookだと、「いいね!」や投稿した時間がわかります。
しかし、「彼氏から連絡が来ていない」や「この時間仕事中のはずじゃ。。。」等、実際に一緒にいなくても、相手の行動が全てわかってしまいます。
また、特にFacebookは、友達の行動を知らせてくれるシステムがあります。
例えば、「○○さんの投稿にいいね!しました」など。
もし、恋人同士で繋がっている場合は、トラブルのきっかけになりそうですよね。女性は特に、彼氏の行動をチェックしたくなってしまうかもしれませんが、恋人同士の場合は、繋がらない方がよいかもしれませんね。

アップされている写真

友人との付き合いで飲み会の席などに、たまたま異性がいるなんてことはないとは言えないと思います。何人かでお酒を飲んでいると盛り上がることもあると思います。こういった時にSNSを投稿するのが日課な人は必ずと言っていいほど写真を撮るでしょう。この写真がSNSに投稿され、恋人同士の喧嘩に繋がるといったケースも少なくはないと思います。少なからず、恋人同士なので数人は共通の友人もいると思います。飲み会の場にいなかった恋人は、写真だけで悪い方向へ推測をしてしまいがちです。喧嘩を避けるにはこういった配慮も必要かもしれません。

 

異性との交流

上でお話した恋人の行動をチェックしてしまうというのと似ていますが、恋人のコメント等の交流が気になってしまうこともあると思います。それが単なる友人ならいいのですが、もちろん昔の恋人の場合もあります。恋人ができたら、災いを無くすためにも、SNS上で恋人がいることを公表したり、SNSを使う上でのルールを決めたり、友達の整理をするのも大切かもしれません。

二人の時間にもSNSをしている

携帯依存症という言葉を聞いたことがあると思いますが、これが社会問題にもなりつつあるほどです。仕事中にまでトイレに携帯を持ち込んでSNSを利用している人がいるほど。

参考:仕事中につぶやくためにトイレへ… – gooがTwitter依存症ランキング発表(マイナビニュース)

こういった方は、恋人同士の時間でも同じはず。
例えば、オシャレなレストランに行って、すぐ写真を撮りツイートしたり、
せっかくのデート中や、二人の大切な時間にも、常に携帯をチェックしていては相手も不満に思うのは当然。
大切な恋人との時間は携帯の電源を切るとまでは言いませんが、他人の行動を気にするよりも、自分達の時間を大切にしましょう。

悪質業者のトラブル

悪質業者

近年増え続けているのが、悪質業者が一般のユーザーや、知人を装い、出会い系サイトへの誘導をしたり、高額を請求するサイトへ誘導し、利用料を不当請求されるといった被害です。
実際の友人と類似した名前を使っていたり、SNSで知り合った人も悪質業者の場合があるのです。その他によくあるのが、金融機関等を装い個人情報を求められ、入力すると詐欺だったなど。
その他にも、SNSの広告を見て無料の食品を試したら、いつの間にか定期購入になっていたなど、通販による被害も増えているようです。
近年大幅に利用率が増えているのと合わせて、こういったSNSが絡むトラブルも2014年には過去最多の7370件にまで上っているようです。

参考:SNSトラブル最多の7000件 14年度、中高年の相談増える(日本経済新聞)

対策方法としましては、友達だからと言って油断しない事と、興味本位で安易にクリックをしないことです。
上でもお話しましたが、友達だと思っていても悪質業者の場合がありますし、
友達が感染されていて送られている場合はあります。
おかしいなと思ったら、クリックはしないことです。怪しいなと思ったらやめましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
SNSを気兼ねなくやっている方もいると思いますが、これだけのトラブルがあります。認識が必要なのは、実際に顔を見ずに話していること、実際には面識のない人と話しているということ、友人だけではなく知らない人も見ているということです。ですので、疑う心も必要なので、公開範囲を気を付けることと、投稿する際はよく見直し、顔が見えないからとネットというものを軽視せず、人としてのマナーを守りながら利用して頂けると幸いです。