「こうしたら確実にクリック率が上がる!」というようなバナーは存在しません。
大切なのは、PACDを行い、バナーを変更してみて、クリック率の違いを比べることも必要になります。
バナーの大切な役割として、「見て一瞬で判断できる」ということがポイントになってきますので、バナーを見た際に、一瞬で意味を理解できるようなバナー作成を心掛けるようにすることで、クリック率のアップにもつながります。
大事なのはやはりユーザー目線!
ユーザー目線というのは先ほど挙げた、「一瞬で意味を理解できる」という点もポイントですが、その他にも要素として、ユーザーの目の動きを考慮して「視点は左から右」などという点も意識すると良いでしょう。
バナーに入れ込むテキスト内容にしましても「〜についてはコチラ」よりも「〜についてはコチラをクリック」などと記載した方が効果が出やすい傾向にもあります。
なので、そういった点も意識してのバナー作成を心掛けるようにしてみましょう。
最初からクリックされるバナーという正解があれば、皆、そのように作成する訳で、その答えというは業種などによっても多種多様ですし、一つの答えというのはありません。
これはあくまでも自分の勝手な主観でしかないのですが、恐らく、Web制作会社や、ディレクターなどの人たちに効果が出るバナーというバナーはどういうバナーか?という質問をしても、明確に答えれる人はいないのではないかと思います。
ただ、これだったら効果が出やすいかも?というような答えや、傾向はいくつか挙げられるかとは思いますので、その辺りを質問して、イメージを伝えて作成してもらい、いくつも種類を作成してから効果を検証するようにしましょう。
それを繰り返していく中で、「効果の出るバナー」に辿り着くことができるはずです。
バナーの役割として、ユーザーに「何だろう?」と疑問を持ってもらえれば、それがクリックにつながり、効果の出るバナーになります。
一つのバナーにこだわり続けるなどというのは中々、労力のかかることでもありますが、そのようなことの繰り返しが、「効果の出るサイト」につながります。
バナーの位置、色、大きさなど、様々なことを考慮し、パターンを試し、サイト内のクリック率をあげましょう。
バナー広告って一個幾らで作れるのかな?
■サイズと、仕様によって値段は変わる!
バナーにも様々なサイズがあります。また、静止画とアニメーションバナーなどによっても値段は変わってくるのが一般的です。また、制作料金は一番小さいサイズのもので、1点1000円〜から制作してくれる会社もあります。
ただし、納期に余裕がないとその分、高くなったりしますので納期には余裕を持たせるようにしましょう。大量にバナーが必要な場合はまとめて頼むと割引してくれたりもするかもしれないので、交渉してみると良いかもしれませんよ。
バナーの種類は大きく分けて三種類あります
・静止画バナー
静止画バナーはもっともスタンダードなバナーです。とても需要が高く、バナーの中でも一番多く利用されています。制作納期や作成するバナーのサイズによって料金が変わります。費用的には一番安く制作できます。
・GIFアニメーションバナー
GIFアニメーションを使えば小さなスペースでも目立たせることが可能です。少し変わった演出をするときはとても有効です。制作納期や作成するバナーのサイズによって料金が変わります。静止画バナーよりは制作費が高くなります。
・Flashバナー
Flashアニメーションは動きのある動画として演出するハイクオリティのバナーです。他と差別化したいときはご検討ください。制作納期や作成するバナーのサイズによって料金が変わります。他の二つと比べて一番値段が高くなるバナーです。
全部同じじゃないバナー広告の種類/売れるネットショップの作り方
GIFバナー広告ってなーに?
■簡単に言えば動くバナー広告のこと
GIFアニメーションバナーとは、パラパラ漫画のように何枚ものバナーを重ねて作る動きのあるバナーのことです。GIF静止画バナーというのもあります。
メリット・デメリット
【メリット】
・注目度が高い!
人間は、動くものを見てしまうという性質があるので、注目度は高くなるはず!です。・限られたエリアで多くの情報を掲載できるサイドバーのPRが長くなっていませんか?
【デメリット】
・なんか、ウザイ。
集中して記事を読めないような気がしませんか?
・SEO的には不利
基本的にSEOはテキストで書いてあることしか拾わないので、GIFアニメーションはただの画像なので、SEOの順位が上がる要因にはなりません。広告をテキストで書いていたのなら、その方が効果があります。
正式な読み方って何?
1987年に生まれた画像フォーマット「GIF」の開発者Steve Wilhiteさんが、Webby賞の生涯貢献賞を受賞しました。Wilhiteさんは受賞を受けてNew York Timesのインタビューに応えていますが、その中で、今もまだ残る「GIFの読み方」議論の答えも示されています。
「ジフ」「ギフ」の2つの読み方がありますが、Wilhiteさんによると、ソフトな「G」で「jif(ジフ)」と発音するのが正しいとのこと。彼はGIFの発音に関していまだに議論があることにいらだっているとのことです。
Flashでバナーも作れるって本当?
■Flashでバナーは作れます。
Flashの機能を利用して、静止画、音声、ベクターグラフィックスのアニメーション、様々なエフェクトなどを組み合わせ、静止画像やGIFアニメーションのバナーよりも人目を引く表現力豊かな広告を作成することができます。また、マウスやキーボードの入力に連動してキャラクターが動いたり音が出るといった双方向性を持たせることもできます。
この技術はそんなに新しい技術ではないのですが、多くの人が電話回線を使っていた時代はこのような容量の大きい広告は敬遠されていたのです。しかし、ブロードバンド環境が一般的になってきたことから、最近ではバナー形式の広告の多くがFlashで作成されるようになっていっています。
バナーの役割を整理すると、、、
良いバナーとは、良いお客様を多く連れて来るバナーです。
- 1.多くの人に目に付く
- 2.興味を持たせる
- 3.リンク先の情報を伝える
- 4.データ容量が軽い
すべての条件にあてはまるバナーを作ることは難しいですので、サイト目的により条件を絞らなければいけません
。
1は、最優先です。 まずは閲覧者の視界に入り一瞬でも見てもらわなければ、どんなに優れたデザインで良い言葉が書かれていても意味がありません。
2は、クリック率を優先するときは必要な条件です。 「何だろう?」「面白そう」「これだ!」など理由は何でも良いので、まずは閲覧者にクリックしてもらいます。
あまりこの条件にこだわると、リンク先のサイトがターゲットとしていない人が多くおとすれるので、コンバーション率(クリック回数に対する成果の割合)が下がります。
3は、サイト内容を正確に伝えることですが、限られたスペースと限られた時間では意外と難しくなります。 成功すればクリック数を増やせて、さらにコンバーション率も上げることができます。
4は、できれば達成したい条件ですね。 アニメーションバナーで長く複雑に作れば興味もひき、多くのことを伝えられますが、閲覧者は1つのバナーを注視して見ることは少ないので効果は意外と伸びないと考えます。