• 2015/10/19

【2015最新SEO】モバイルSEOとは?スマホサイトのSEO対策について

 

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モバイル対応していないと検索結果が下がる!?

2015年の2月27日のGoogleのWebマスター向けのブログにて、下記のような発表がありました。

要約すると、スマホで検索した際に、スマホ最適化されたサイトはGoogleの検索エンジンから優遇されるという意味ですね。
なので、逆の意味で言うと、スマホ対応が優遇される訳ですから、スマホ対応されていないWebサイトというのは相対的に検索結果の順位が下がってしまうということです。
これは世界一斉に行われることのようなので、インターネット業界における一大ニュースと言っても過言ではありません。

Googleの基本理念を考えれば驚くべきことではない

驚かれている方も多いかと思いますが、ユーザビリティーを第一に考えるGoogleの基本理念を考えれば、モバイルでの検索エンジンの利用が増えている昨今においては、当然の流れだとも言えます。
今までもレスポンシブサイトや、スマホサイトがあった方がSEO上、有利だと言われてきましたが今回、公式に発表したことで、スマホ対応を検討していた企業やWeb担当者の方にとっては良いキッカケになるのではないでしょうか。

PCの検索結果にも影響されるのか?

PCでの検索時の検索結果に影響が出るのかどうかという点に関しては公式発表はないので、様子を見る必要があります。
スマホの検索時のみ、ランキングに関係してくるのではないかという見方もありますが、現時点では確定的なことは言えません。
ですが、今やスマホユーザーを無視することはできないので、Webサイトに結果を求めるのであればスマホ対応は必須です。

モバイル対応における重要な要素

Webサイトをモバイル対応する際には下記のことに注意するようにしましょう。
・フォントサイズ
スマホで見た際に、ズームしなくても適切な文字サイズで見られるかどうか

・スマホに対応しているコンテンツかどうか
Flashを利用しているなどの場合、機種によっては対応していない機種もあるので注意する必要があります。

・viewportの設定
viewport(ビューポート)とは、デバイスの表示領域に合わせたページの表示制御のことで、この設定がされていないと、スマホでスクロールした際にグラグラしていたり、表示幅がおかしかったりして見にくいページになります。

・表示速度
ページが表示されるスピードのことを指します。
ページ表示が遅いのはユーザーに大きなストレスを与えることにつながります。
Webサイト全般に言えることですが、スマホにおいても表示速度が遅いのはユーザーの離脱において致命的要因になりますので、スマホでの表示速度には注意しましょう。 表示速度が遅いページに対して、検索結果でのラベル付けが行われるようです。

・リンクがタップしやすいか
スマホにおいてはPCと違い、リンクをタップすることで別ページへと遷移されます。
リンクが隣接しすぎていて、別のリンクへ間違えて押さないように配慮するなど、ある程度のタップ領域が確保されていることが重要となります。

【最新版】 2015年「モバイル×SEO」の基礎知識 Webディレクター向け/SEKAI LAB TIMES

モバイルサイトを改善するためにここをチェック!

ユーザー目線を第一に考えよう!

スマホの普及によって、スマホ用に現在のWebサイトを改善したい。でも、どこから手をつければ良いのか分からない… このような事で困っていたり、後回しにしてしまっていませんか?ネットで情報を得ようと、情報を検索すると、実に様々な情報に溢れています。 一つ一つ、時間を掛けて優先順位を付けて進めていくのは時間が掛かりますし、「そんな時間ないよ!」なんて人も多いかと思います。多くのアドバイスの中からどれを優先すればよいのか知りたいと思いませんか?

このような疑問に対して、Googleが「モバイル サイトを効率よく改善する上で役立つチェックリスト」を公開しましたのでご紹介致します。サイトの改善に役立てください。

ユーザーをイライラさせない

これはどういう事かと言うと、Googleが具体例を挙げて発表しているのは下記の項目です。

  • 簡単にページを閉じることのできない JavaScript ポップアップ。
  • 特にアプリをダウンロードするためのオーバーレイ表示。
  • タスクを完了する前のアンケートの表示。
  • デバイスに適した機能を提供する

簡単にタスクを完了できるようにする

クロール、インデックス登録、検索時のユーザーキーワードを最適化する、robots.txtによりアクセスを制限しているリソース(CSS、JavaScript)の制限を解除しましょう。
レスポンシブ デザイン: CSS @media クエリを組み込みます。

モバイル サイトを別に用意する: rel=alternate media と rel=canonical、および Vary: User-Agent HTTP ヘッダーを追加します。これにより、Google がリダイレクトスキップを実装しやすくなります。
動的な配信: Vary: User-Agent HTTP ヘッダーを組み込みます。

ユーザーをファンに変える

モバイル アプリの検索への統合を考慮する(※ 2014/3/5 現在のところ日本では未対応です) 価値を提供するための新しい方法をブレーン ストーミングする。実際の店舗などにおいて買い物客がどのようにしてモバイルを使用するか、という点を考慮して制作します。
スマートフォンの GPS、カメラ、加速度計を活用します。共有など、ソーシャルを活用します。スワイプ、シェイク、タップを使用した直感的かつ楽しい体感機能の実装を検討します。

検索順位とスマホのユーザビリティの関係/SEO PACK

モバイルフレンドリー化に対応する手順

スマホサイトを作成する

スマートフォン専用のサイトを作成するという方法です。 PCのサイトとは別でファイルを作成し、スマホでのみ最適化されたサイトのことを言います。
メリットとデメリットは下記の通りです。

メリット
デザイン性があるサイトを作成しやすい
ページの表示速度が早い

デメリット
更新する際にスマホ用とPC用の二つを更新する必要がある
最適化されていないとサイトとして見にくい
重複コンテンツとなる恐れがある

レスポンシブサイト

Googleはレスポンシブサイトを推奨しています。
このレスポンシブサイトとは、PCやタブレット、スマホなどのあらゆる端末に画面サイズに対応したサイトのことを言います。
メリットとデメリットは下記の通りです。

メリット
1ソース(1つのファイル)で管理できる
クローラーへの負担が少なくインデックスされやすい

デメリット
画像などを多用してしまうとサイトの表示に時間がかかる
デザインに自由がきかない場合がある

Googleのモバイルフレンドリー化にあたって、モバイル対応する方法は上記二つの方法があります。
実際に今のサイトがモバイルフレンドリー化しているかどうかという点は、
モバイルフレンドリーテスト(Google公式ツール)
上記ツールにURLを打ち込むだけでチェックできるので、チェックしてみましょう。

簡単スマホ最適化の方法!モバイルフレンドリー